物事の捉え方が変わる?ロジカルシンキングを身につけよう

ロジカルシンキングというビジネススキルがあります。物事を論理的に考えるスキルのことです。このスキルを習得すれば物事を体系的に考えられるようになります。物事の全体を把握することができるようになるということです。また、全体を相手に伝えることもできます。相手と有意義な議論などができるということです。さらに物事の問題を避けることもできます。

このスキルの基本は物事のピラミッド構造やMECEを捉えることです。ピラミッド構造では複雑な物事を何段階かに分けます。3つ〜5つくらいに分けましょう 。それ以上にならないようにしましょう。この構造の一番上に最も伝えたいメインメッセージをもってきます。そしてその鍵になること、サブメッセージをもってきます。MECEについては物事の漏れがないようにすることです。例えば会社の顧客の構成を年齢別に分けるとします。その中で、学生、主婦という他の分け方が出てきます。そうなると重なりが生じてどう捉えれば良いかが分からなくなります。

MECEは分からなくならないよう意識することです。捉える要素の漏れを防ぐことです。顧客に関して議論する場合、議論する人がMECEを理解していなければ、漏れがある議論をしていることに気がつきません。全体像を充分に把握していないということです。全体像を把握するためにMECEを作りましょう。MECEを完璧に作るには時間がかかります。ですから、ある程度の精度で作りましょう。

このスキルは、会社の顧客について考える場合だけでなく、様々な場面で活用できます。例えば会議、プレゼンテーションの資料を作る際に活用できます。何かの報告書を書く時にも活かされるでしょう。